学科・資格・科目

文理学部 文学専攻(国文学)

日本語に関する深い知識と思考力・表現力を身につけます。

日本語と日本文学に関する総合的な研究に基づいた教育を通じて,中学校・高等学校等の国語科教員をはじめとした,日本語学・日本文学・日本文化に関する深い知識と,それらを駆使した優れた思考力,対話力,文章力,プレゼンテーション能力を持つ人材を育成します。1年次では基礎的知識や研究方法,2年次では日本語と日本文学に分かれて専門知識を学び, 3年次には専門の研究に入り,卒業論文の提出となります。

主な開講科目

国文学基礎講義
古事記などの古典作品を丁寧に読み解き,各時代の特徴と変遷を学びます。
国文学講義Ⅲ(中世)
「枕草子」など平安期(古代後期)と中世を代表する基本ジャンルを読み,理解を深めます。
国文学史Ⅰ
文学史以前から中世(鎌倉・室町時代)までの文学を学び,時代の傾向と特色を理解します。
国文学講義V(近代)
幕末から開化期・明治,大正期までの文学結社などから近代日本文学の流れを学びます。
国文学概論
古代から近代の日本文学の主要なジャンルの形態や変遷と,最新研究の動向を理解します。
国文学講義Ⅵ(現代)
近代から現代に至る文学的特性と作家や作品の主題・時代背景についての理解を深めます。
国文法
現代語と古語を比較して,文法が文を構成している法則・きまりであることを理解します。
国語音声学
音声学の基本を理解し,日本語の音声と現象,音節,アクセントについて学びます。
国語学講義
主に奈良時代から鎌倉時代までの日本語の歴史から,国語史上重要な現象を見出す力をつけます。
漢文学Ⅰ
代表的な作品から漢文学の広く深淵な内容に触れ,漢文の基礎を学び,読解力をつけます。
国文学講義Ⅰ(上代)
記紀の歌謡や万葉集の内容,文学性,特色のほか,言葉の芸術としての文学を考えます。
文章表現法
日本語の特色や文章の性格,目的,種類を理解し,表現の基礎力をつけます。

専任教員からのメッセージ

「ことば」の世界を探求し,「ことば」から世界を考える
文学専攻(国文学)では,日本文学・日本語学という研究領域を軸に,古代から現代までの「ことば」を探求していきます。言葉は文字・音声・文法・書物などの様々な要素と結びつきながら,折々の時代・社会の中で多様な営みを繰り広げてきました。現代の私たちの思考や社会を成り立たせる言葉の世界は,そうした積み重ねの上にあります。したがって,古代から現代に至る「ことば」を探求していくことは,今の私たちの世界を考えることでもあるのだと言えます。国文学で学ぶことの意義や醍醐味の一つは,ここにあると考えています。
スクーリング担当科目の一例
科目:「国文学講義Ⅰ(上代)」 上代文学の神話を考える
鈴木 雅裕 助教 専攻分野:日本古代文学